「友達」

Essay

私には、友達がいる。

だけど本当に全てを曝け出し心を許しきれる相手などいない。

私に「本当の友達」はいるのだろうか。

彼女たちにとって私は

嘘偽りなく心の通った「本当の友達」だと言えるだろうか。

そんなことを考えながら、10年の月日が経った。

半年に1回くらいは連絡を取る。

人生に転機があれば何気なく報告している。

子供が生まれたのなら、お祝いを贈る。

SNSで互いの日常を確認している。

心を病むようなことがあればただ話を聞いてくれる。

何の解決にもならないが心は救われる。

なんだかんだで1年に1回は会う。

そこには何も変わらない姿がある。

「本当の友達」なんてはじめから無かった。

私には「大切な友達」がいる。

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